はじめまして。Yasuです!
整形外科クリニックに勤務する理学療法士です。
健康について考え、少しでも多くの方の痛みに寄り添うため情報発信していきたいと思いブログをはじめました。
第1回目のテーマは「腰痛」
腰痛の原因として最も多いのは、不良姿勢と筋肉、呼吸機能の低下、脳疲労や体の硬さなどです。症状は、様々ありますが、一番多いのは「痛み!」
「痛み」は、整形外科を来院される患者様の中で、当然ながら一番多い訴えとなります!
特に、腰に痛みがある場合、体を動かした時の痛みや足へのしびれを生じることがあります。前かがみによる痛みは「筋肉の痛み」、腰を反った時の痛みは「関節に炎症がある」ことが指摘されています。
問診での訴えとして多いのが、ずっと「同じ姿勢をしていると痛みを感じる。」
痛みには個人差があるため、何もしていない時や寝ている時にも痛みを感じるという方も当然いらっしゃいます。
また、この「コロナ禍」で症例が増えたと感じる事が、マスクを長期間、毎日つけて呼吸し続けることで、1回の呼吸量が浅くなり、過呼吸に近い状態で息をすることで疲れやすい体になっている事、呼吸機能の低下が問題と考えることがあります。
仕事や家庭での負担やストレスで脳疲労状態になっている時も強い痛みを経験することがあります。つまり、デフォルト・モード・ネットワークの過剰反応(これについてはまた別の機会に詳細を書いていきたいと思います)
改善するためには何をすれば良いのか?
正常呼吸の獲得のため、息を吐くことを意識し、吐くという感覚にフォーカスして、息を長く吐く練習をすることで横隔膜を機能的に動かすことです。
また、いわゆる足腰などの体の硬さを改善することで、筋肉による代謝量が改善し、痩せやすく、疲れにくい体を手にすることが出来ます。朝散歩も腰痛には効果的と言われています。(特に朝起きて1時間以内の晴れた日の太陽を感じ、鳥のせせらぎ、風の冷たさなど自然を感じ、リズミックに1、2、1、2など声を出して歩くことが効果的!)当然、体が柔らかくなると腰痛の改善だけでなく、女性には嬉しいダイエット効果も!ぜひ股関節や骨盤の柔軟性を高めてより良い姿勢と正常呼吸機能を手に入れましょう。
姿勢で問題となるのは、色々な特徴がありますが、腰痛となる姿勢で一番多いのが、いわゆる反り腰!「お腹ぽっこり姿勢」にも見えやすい、腰痛になりやすい姿勢となるので要注意です!
壁に背を向けて立ち、踵、お尻り、背中、頭が壁に付いても違和感無く立つことできているか確認してみてください。
姿勢を綺麗に見せるためのコツは、「骨盤の正しい位置」を意識することです。
下腹部(おへその下)に力を入れ、お尻りや下腹部に力がはいる感覚を練習してください。柔軟性が必要な場所としては、股関節や背骨の柔軟性です。(「これ出来ますか~」のフレーズで有名なCMでのお尻りのストレッチやピラティスなどでよく行われるキャット&ドックなどは有名です)
どのような運動が腰痛に対して効果的か、一緒に練習していけると必ずや美しい姿勢や疲れにくい体を手にすることができるかもしれません。
一人で悩まず、まずは専門的、病院やクリニックに相談してください。
これからも、臨床で学んだ知識や経験を多くの方の健康に貢献します。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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